ブログ

深層心理・精神分析・夢分析・ユング

ユング心理学はイメージの心理学:火星と3月と♂ ── シンボルで遊ぶ

(2024/3/10 コメント加筆)イメージやシンボル、神話や物語の持つ力を借りて、わたしたちは自分の心の深い…

三島由紀夫の精神分析・民俗学批判:「音楽」と「三熊野詣」

三島由紀夫が『音楽』(1965)と『三熊野詣』(1964)を書くことで、精神分析学と民俗学に決別したという聞きかじりウ…

「私とユング心理学 ── 折口信夫の俤を追って」老松克博 講演メモ

【長文】ユング派分析家の老松克博氏(1956 -)が、スピーチで民俗学者の折口信夫の人物像を詳しく紹介した。2024年…

牧師の息子ユングが神の闇に挑んだ「ヨブへの答え」より、秋山さと子の解説と共に抜粋(読書メモ)

(5,600文字)備忘録を兼ねて、本を読む時間のない方のために抜き書きします。旧約聖書所収の「ヨブ記」…

草間彌生のフロイト派精神分析批判、ユングと芸術療法の密接な関係

(2,900文字)草間彌生氏は、ニューヨークにいた頃フロイト派の精神分析を受けているが、宇多田ヒカルと違って、…

浄化と変容、そして破壊の象徴としての火:火のないところで分析はできない(読書メモ)

ユングの高弟M.L. フォンフランツが1963年にスイスのユング研究所で行った講義の記録より、火の象徴にまつわ…

夢は、わたしたちが向かうべき方向を教えてくれる(ユング派の夢解釈)

夢分析の目的のひとつは、自分の小さな頭(自我・エゴ)で考えても答えが出なかったり間違ってしまう人生の設計図を、無意識(…

ユング派分析家が高僧に聞く「法力とはなにか」:摩訶不思議なこととシンクロニシティー

(2023/5/3 加筆修正 3,300文字。)「アクティブ・イマジネーション」で知られるユング派分析家の老松克博氏(…

サマータイムが始まる日に元型としての聖なる時間について考える

サマータイムを導入している欧米諸国では、半年に1度、”時間”が増えたり減ったりする。ヨーロッパで暮らし始めて20年以上…

さらに記事を表示する

更新通知

■メールアドレスをご登録いただくと1週間〜数ヶ月に1度、更新のお知らせメールが届きます。

最近の記事

PAGE TOP