ブログ

草間彌生のフロイト派精神分析批判、ユングと芸術療法の密接な関係

(2,900文字)草間彌生氏は、ニューヨークにいた頃フロイト派の精神分析を受けているが、宇多田ヒカルと違って、それは、絵が描けなく…

草間彌生の母娘関係/佐野洋子,「すいか」,「雪夜の告白」の母娘

(5,600文字)下の絵は草間彌生が10歳(1939年)のときに自分の母親を描いたもので、トレードマークの水玉模様が描かれている最…

草間彌生、グロテスクな性小説と94歳の全力疾走

2023.9.12 加筆 (3,700文字)草間彌生(くさまやよい)は米国TIME誌で「世界で最も影響力のある100人」に、唯一の…

89歳で開業した91歳の精神科医からのアドバイス:「私さえ我慢すれば・・・は悲劇のヒロインの妄想」である。

現在91歳で週に6日間働いている女医さんのことを教えてもらった。5人の子供を出産後、14年のブランクを経て51歳で仕事に復帰、自分の医院を…

浄化と変容、そして破壊の象徴としての火:火のないところで分析はできない(読書メモ)

ユングの高弟M.L. フォンフランツが1963年にスイスのユング研究所で行った講義の記録より、火の象徴にまつわる部分を抜粋。(1,…

夢は、わたしたちが向かうべき方向を教えてくれる(ユング派の夢解釈)

夢分析の目的のひとつは、自分の小さな頭(自我・エゴ)で考えても答えが出なかったり間違ってしまう人生の設計図を、無意識(自己・セルフ)の観点…

何をやっても結局批判される:ロバを売りに行く親子(イソップ物語)

周りの人は無責任に好き勝手なことを言うものなのでそれに振り回されてはいけない、と頭ではわかっていても批判されるといい気持ちはしないし、批判…

ユング派分析家が高僧に聞く「法力とはなにか」:摩訶不思議なこととシンクロニシティー

(2023/5/3 加筆修正 3,300文字。)「アクティブ・イマジネーション」で知られるユング派分析家の老松克博氏(1959 - )が"…

ダーウィンはすごい、でもミミズはもっとすごい。

(2,200文字、読むのに12分。)イギリスの自然科学者チャールズ・ダーウィン(Charles Robert Darwin 1809 - …

北欧の春の焚き火日記

(630文字。読むのに3分かかるアルバム日記。)2023年、今年はとりわけ春が来るのが遅かったスウェーデンで、イースター休暇中に田舎で焚き…

さらに記事を表示する

更新通知

■メールアドレスをご登録いただくと1週間〜数ヶ月に1度、更新のお知らせメールが届きます。

最近の記事

PAGE TOP